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『短歌の技法 オノマトペ』 飯塚書店編集部 編 | |
擬音語・擬態語(オノマトペ)の表現技法 人間と動物の声や音響に似せて笑い声を「ハッハッ」などというのを擬音といい、物事の状態に似せた言葉を擬態語といいます。木の葉が風にそよぐ音を「さやさや」と言えば百の言葉を使うより、その光景を的確に表現できます。 最近では新しいオノマトペを用いて柔軟で爽やかな調べで、優美に多彩に表現する作品が増えてきました。 本書は、擬音語・擬態語を用いて作歌するオノマトペのあらゆる技法および実作方法を、用語950語、現代秀歌848首を引例してくわしく懇切に説明いたしました。 @-日ごろの音声や状態を歌語として巧みに使う。 A-慣用語を使う場合は他の言葉との配合に注意。 B-一般的な古い擬音語・擬態語は避けて、リズム感、・実体感を考慮して使用する。 C-動詞が省略できるので凝縮した作品が作れる。 擬音語の一部(ふふ・けらけら・しくしく・ごろすけほう・そよろ・さやさや・しゅむしゅむ・とどろ・ばさり・ぴし・とうほろ・ちりから・ひゃるろ・ほたほた、他 擬態語の一部(うかうか・うっそうり・うるうる・しんなり・てらてら・ひそと・ほろり・ゆらら・わなわな |
![]() ISBN978-4-7522-1030-6 ◆四六判・上製・カバー装・264頁 ◆定価:本体2600円 |