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『俳句を味わう』 倉橋 羊村 著 | |
俳句の魅力と読み方を語る 俳句の創作は秀句を読むことから始まる。著名な俳人の句を熟読すれば俳句が見えてくる。精選38冊の句集より引例した秀句で、高度な表現の技術、迫力ある描写を修得。口誦を繰り返す効果の解明。新しい俳句の発想、作者の意識、感覚まで多彩に自在に解説した。 著者は「表現のなまなましい実作面に踏み込んで言及することを、一般読者は期待するのではないか」と述べ、紋切り型の解説でない実作者のなまの声で、親しみやすくなおかつ文学の薫り豊かな文章を書き下ろした。 1俳句の熟読-張りつめた生命の存在感を見落とすな。何度も口誦する。深読み無用ユーモアを感じとる。 2秀句の表現-心理まで読む。季語の使い方と新しい作風の展開。個性をとらえる。言わぬが花、迫力ある描写。イメージ喚起力ある言葉を選べ。高度な表現技術。 3新しい俳句- ベテラン〜新進俳人の新しい発想。多彩な解説。無名作家の作品評。 引例句-480句 俳人154名 |
![]() ISBN978-4-7522-2018-3 ◆四六判 上製 カバー装 240頁 ◆定価:本体2000円 |