たくさんの投句ありがとうございました。 最優秀の「フーマー」さんおめでとうございます。短詩形文学を標榜する小社としてはやはりこの句を感動とともに取らせていただきました。プロ野球ファンなら誰もが味わう祭りのあとの感覚を柿本人麻呂の歌を借りて見事に表現しました。次のシーズンまで「ながながし夜をひとりかも寝む」ですね。 優秀賞の「ついにジー」さん、華やかなプロの世界はその影に数々のドラマが有ります。新聞紙面をそのまま五七五にしただけでこれだけの表現ができるのが川柳の魅力です。 同じく優秀賞の「K門脇」さん、たくさんあったカープネタのなかで、ちょっと切り口の違う見方が評価を集めました。 最優秀とのダブル受賞の「フーマー」さん、オリジナルテンとはJリーグ発足時に加盟していた10チームのこと。その中の一つ名古屋グランパスがJ1残留の苦境に立っている状況を、遊びを入れて上手く句にしました。 佳作の皆さんの句は解りやすく特に解説は不要でしょうが、やはり感じたことを素直に表現できたものが選ばれました。 今月は特に秀句が多く難しい選考になりました。選句する側としてもさらに真剣に取り組んでいく所存です。 なお、投句いただく作品は、初出で未発表のものをお願いします。 ※お名前につきましてこれまではペンネームのみをを掲載しておりましたが、今月(10月)分からは本名だけの方もお名前を掲載いたしますのでご了承下さい。 |
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