5月も残念ながらまったくスポーツ競技は開催されず、話題といえば甲子園大会中止くらいでしょうか。そんななか今月もたくさん投句いただきました。
最優秀賞の「春爺」さん、おめでとうございます。新しいユニフォームで甲子園のグランドを走り回る姿を夢見ていた高校球児たちの失望感を物に語らせる、詩の手法が見事でした。
優秀賞の「ついにジー」さん、「色白の球児」というフレーズがなんとも切ないですね。
同じく優秀賞の「城門塵」さん、野球だけでなくインターハイも中止となり、選手たちはどう心の決着つけるのでしょう。「消えていく」の措辞が適格です。
佳作の作品は、こんな状況の中でも前向きな発想で穿ちのきいた作品が選ばれました。
6月はプロ野球が開幕できそうです。ほかのスポーツにも期待しましょう。たくさんの投句をお待ちしております。
なお、投句いただく作品は、初出で未発表のものをお願いします。
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