1月は箱根駅伝、サッカー、ラグビーそして大相撲とコロナ禍の中、異例の形ではありながらもなんとか例年通り開催されました。
最優秀賞の「まこっちゃん」さんおめでとうございます。箱根駅伝の沿道での応援も減らされ、監督車からの激励がTVでもはっきりと聞こえてきました。そこで駒大の大八木監督の「男だろ!」が話題になり、批判的な話もありました。この状況を「浪花節」一言で全てを納得させた、さすが実力者の作品でした。
優秀賞の「はますだれ」さん、箱根駅伝の最終区、鶴見から大手町はほぼ大勢が決まっているのが通常でしたが、大逆転が起きました。この様子を古川柳の風合いで洒落た作品となりました。
同じく「アカエタカ」さん、こちらは一転、箱根駅伝でスタートした途端に出遅れてしまうと、次もまた予選会からか、と達観してしまう現実をうまく表現されました。
佳作の作品も時事問題を上手くとらえた秀作ぞろいでした。
これからもたくさんの投句をお待ち申し上げます。
なお、投句いただく作品は、初出で未発表のものをお願いします。
|